カテゴリ:▼FLATRIP宣言( 1 )

  FLATRIPとは「公共空間」という体験を本やWEBといったFLAT(平面)なメディアを通してTRIP(旅)するためのツールである。
 
 「公共」という言葉は一般的に認識されている“国家”や“お上”といった意味の他に、“共通”や“解放”といった意味を持っている。「公共空間」という定義もまた“国や自治体が運営する空間”だけでなく、“誰もが出入り可能な空間”や“ある共通の身振りを持った人々が集まる空間”と、その解釈は無数に開かれている。「公共空間」とは言うなれば、いくつもの意味合いが交差し、時にぶつかり合いながら成立している空間のことである。

 矛盾した意味合いをも含み込む「公共空間」は当然そのねじれを生み出す。公園で寝泊まりする路上生活者、図書館で仮眠をとるホスト、夜中の路上でスケートボードをする若者、高架下に書き足されていくグラフィティ。国家によってつくられた公的な空間に、そうしたシステムからはむしろ逸脱しつつある人々の“生”の痕跡を発見することができる。彼/彼女らを許容するキャパシティと、そのキャパシティを変容させるような生の形態との鬩ぎあいこそが「公共空間」の現在的な問いなのではないか。

 FLATRIPは「公共空間」の現在性の議論を反映させながら、人々が集まり、散逸するための広場であることを目指す。ここで共有された議論もまた、姿を変えて公共空間にばらまかれるだろう。


カテゴリー紹介

▼ FLATRIP宣言
ブログ紹介文。すべてはここから。

▼ activism map〜もう一つの地図への招待
見慣れ(させられ)た風景を変えるための技術を紹介します。
なぁに、簡単なことです。

▼ ゴミ拾い娘の生活と意見
“ボランティア”ではなく“アルバイト”としてゴミを拾うこと。
あるいは「ゴミを拾う」という行為に交差する政治性を考えること。

▼ 私がホームレスに惹かれる理由
「ホームレス」とは誰か?
公園や図書館で出会ったホームレスの人々とのやりとり。

▼FLATRIPインタビュー
FLATRIPが今最も気になるアノ人にインタビューします。

▼フクシノシゴト
将来の夢はソーシャルワーカー!
ところで、ソーシャルワーカーって何だろう?

▼ 夕焼けおさんぽ倶楽部(中野南口青春篇)
ブロードウェイにサンプラザ、それらも良いけどそれだけじゃぁない。
まさに中野ローカルな散歩術をお教えします。

▼ 私のノマド式読書録
ノマド【仏nomede 英nomad】
①遊牧民 ②流浪の民。定住民に対して使用される語。
私は机の上でじっと本が読めないのです。

▼ブログという日常
日常はブログ的に編集される。残すべき特権的な記憶とは?
そんなことをたまに考えたり、なかったり。日々の雑記。

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